森の中に建つ１棟貸しの別荘の計画です。

敷地は周りに週末住宅がいくつか点在してはいるものの、手付かずの雑木林がそのまま残されているような静かな場所。
平らな場所がひとつもない斜面地で、雨水の流れる小川が敷地のど真ん中を縦断している非常に魅力のある土地でした。

ここではこの豊かな自然とうまく融合したような居場所を考えました。

傾斜角度がやや緩やかとなる部分に建物を配置。

ワーケーションのための会議室を母屋とは別の離れとして小川の対岸に置き、それをウッドデッキで橋を掛けるようにつなぐ構成です。

サウナ小屋を設ける場所もデッキでつなぎ、緑豊かなこの敷地内を散策しながら過ごせるような仕掛けをいくつも散りばめました。

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建物全体を鉄骨造(地盤改良杭と兼ねている)によって浮かし、造成工事・基礎コンクリート工事を無くすことで、工期の短縮・工事費の高騰を抑えるとともに、土地へのダメージを最小限にすることにも考慮しています。

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軽井沢の貸し別荘

​長野県北佐久郡軽井沢町

主要用途｜宿泊施設・週末住宅

構造規模｜木造平屋建て
敷地面積｜1159.00㎡（300.59坪）

建築面積｜  123.99㎡（37.40坪）

延床面積｜  123.99㎡（37.40坪）

意匠設計｜石井航建築設計事務所＋松岡佑樹建築設計事務所

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